じゃあ当たりさわりのないようにマッサージだけしておこう、
と安易に考えるのもダメです。
むち打ちになると首の筋肉たちがはります。
張っているので、マッサージして緩めよう?って考えませんか?
何のために筋肉が張っているのかを考えましょう。
首を保護しようと張っているということは容易に想像がつきます。
それと過度に引っぱられた損傷なので、それに対しての反応でもあります。
つまり張っている筋肉を緩めたりほぐしたりストレッチしたりしても
ダメってことです。
おそらく、患者さんからすると痛いところを触ってもらいたいと思うでしょうが、
治療の観点から考えると触るべきではないことが分かっていただけると思います。
(触ってもらうと気持ちが良いので一時的には良くなったような感じがしますが、逆です。
すぐに症状がぶり返します。(筋肉の張りがきつくなる))
(なので、どうしても触りたい場合は、当たり障りのない感じで触りましょう(笑))
こういう説明もインフォームドコンセントでは必要です。
話を締めます。(笑)
話を総合すると、事故で入力されてしまった損傷に直接治療することは
コルセットなどの固定するしか方法はなく、それ以外のところを施術するので、
治療方法はいつもの日常生活に向けた治療となるわけです。
つまり、日常生活での体の不具合+交通事故による損傷として考え、
交通事故による損傷は触れると悪くなるので、
治療対象は日常生活での体の不具合を減らす、ってことが答えとなります。
いつもの通り、交通事故による損傷も日常的な姿勢が大事ってことですね!
P.S.首の状態が安定してきてから首を触ることができますよ。
(でも首をバキッとはやっちゃ絶対ダメです!)
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