”椎間板ヘルニア”は腰痛の原因ではない

つぶやき

椎間板ヘルニアという言葉、聞いたことがあると思います。

 

だるま落としのように重なった骨と骨の間にクッションがあり、

そのクッションの中心にグミのような組織があります。

 

そのグミが破れたクッションのすき間から飛び出してくるのが

椎間板ヘルニアといいます。

 

来院された患者さんに問診を行うと、よく、

腰痛で整形外科に行ったら、椎間板ヘルニアと診断された」と言われます。

 

ごく最近テレビで「腰痛の原因は椎間板ヘルニアです」と普通に有名?な教授が言ってました。

 

そろそろ病院の先生方もアップデートしましょう。

 

僕がカイロプラクティックの学校に通っていたのは20年以上前ですが、

その頃にはもう既に”椎間板ヘルニアは腰痛の原因ではない”と教わりました。

 

実際アメリカである実験データに基づいて

”椎間板ヘルニアは腰痛の原因ではない”と結論づけています。

 

椎間板ヘルニアが悪さをするのは”ごくまれ”に神経に当たってしまうことです。

神経にヒットするとその神経が支配しているところがしびれたり痛くなったりします。

でもそれがヒットするのは本当に”ごくまれ”です。

 

私もアメリカの大学で人体の解剖をしまして、解剖の経験がある方は納得すると思いますが、

なかなかヒットするような構造ではありません

 

実際のべ数万人はみましたが、本当の椎間板ヘルニアと思われる人は片手で足りるほどです。

 

なので腰痛で整形外科を受診して、

「椎間板ヘルニアが原因」的なことを言われたら、

少なくとも腰痛でその病院へ行っても治らないですので、

ご注意ください。

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