このサイトを熟読されている方はもう答えがわかっていることでしょう。
はい、そもそも手根管で圧迫されるのは神経障害が既に起こっている結果です。
つまり、手根管症候群は神経障害の二次障害の神経障害として起こっています。
はぁ?( ゚Д゚ ;)ちょっとナニ言ってんのかわかない。
って方のために説明しよう!(笑)
前にもどこかで述べましたが、神経障害がおこるとむくみます。
むくんだ結果、手首のトンネル内が満員電車のようにすし詰めになり、
正中神経が圧迫されるという流れです。
自覚症状としては、正中神経の障害として現れていますが、
正中神経障害の前に手や腕を支配する神経が障害されているということです。
その原因は首です。
首から腕の神経が出ていますが、ココが障害されています。
首の状態が悪い→姿勢が悪い→座りすぎ、っていつもの流れです。
ただ、別の要素でも起こる場合があります。
例えば、パンをこねるような動作などで手首を酷使するお仕事で、
手首に慢性的な炎症が起こっていて発症するパターン。
これは先に述べた首からの神経障害+手首の炎症で発症しています。
つまりそれぞれ単体では発症しなかったものが、
1+1=2で発症するパターンも存在するということです。
首発症の神経障害は一朝一夕にしてできてものでもなく、
逆に一朝一夕にして治ることもありません。
普段からの姿勢に対しての意識が重要であることは明確な事実です。
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