不安定 → 痛み
というのを
不安定 → 痛み → サポーター・コルセットの装着 → 痛み解消
と、サポーターを付けることの恩恵はこのような感じでしょう。
ですが、ココでよく考えてみましょう。
今現在の状態が一番悪い状態だという保証があるでしょうか?
これ以上悪くならないという前提で、サポーターをつけ、痛みが解消されるならば、
死ぬまで付けておけばこの問題はクリアとなります。
ですが、悪くなる原因がわからず、良くなる原因もわからなければ、
普通に考えると、現時点での状態は、悪くなってる”途中”だと考えなければなりません。
さらに、外部から強制的に安定化させることにより、今までその周辺を安定化させようと
がんばっていた組織も、外部による安定化に頼ってしまい、がんばらなくなってしまいます。
これは人間の”順応”という能力によって起こり、機能が必要でなければその機能は退化する
というものです。
つまり、これ以上に悪くなっていってる状態で、サポーターで一時的に安定化させても
すぐにサポーター装着による恩恵を感じられなくなり、結果的に以前より悪化します。
③へつづく・・・
コメント