腰痛やしびれなどで整形外科を受診し後日MRI検査を受けて
「すべり症ですね」と診断を受けた方も少なくないはず。
ここで注意点。
あなたのその症状=すべり症が原因、ではない可能性が高いということ。
まずはすべり症とは何かを解説しましょう。
背骨はだるま落としのように骨が積み重なっています。
しかしだるま落としのようにどの方向でも落ちてしまわないように、
構造的な骨の形と靱帯によって落ちないように出来ています。
落ちないように制限されているのに、落ちそうになるのが
すべり症、です。
下の骨に対して上の骨が前へすべっていくのがすべり症です。
構造的に制限されていてなぜすべるのか?
下の骨に対して上の骨が前へ動こうとする強い力が長い時間掛かっているからです。
その強い長い力とは?
一般的には反り腰によってなることが多いとされていますが、違います。
長時間座っていることです。
座ると下の骨に対して上の骨が前へ押し出される力が働きます。
なので骨や靱帯の制限を超えてすべってしまいます。
ただ、問題なのは、
すべったところでどうなの?ってことです。
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