悪くなるメカニズム⑤ しのびよる神経の不具合

悪くなるメカニズム

神経の不具合はわかりやすく発見できるものばかりではありません。

 

むしろ自覚がない方が普通です。

 

よく神経症状として手のしびれや、坐骨神経痛などあります。

これらは感覚神経がしびれて感じています。

 

一方、運動神経は感じる神経ではないので、しびれた感じはないのです。

なので基本的には無症状で進行していきます。

 

自分ではわからない神経の不具合ですが、私たち施術者は触ればよくわかります

筋肉に”過緊張”といって、わかりやすく言うと少しこわばって固くなるような感じになります。

固くなると筋肉が強くなりそうですが、実際は筋力は弱くなります。

この状態は本人には自覚がありません

 

なのでお年寄りが立ち上がって歩き出そうとした時、

脚に力が入らず足がもつれて転倒することになります。

転倒して骨折、そして寝たきりにつながります。

 

一般的には寝たきり予防のために筋肉量を増やすことを求められていますが、

筋肉量が問題ではなく、神経の不具合を解消することが真の寝たきり予防となります。

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